オンライン書道教室が大人・社会人から求められる背景

忙しくても習える

仕事帰りの遅い時間、休日の日中、朝出かける前の時間など、いつでも待ち時間なくレッスンを受けられる点が魅力です。好きな時間にレッスンを受けられるので、仕事をしている人や学生の方、決まった曜日に通えない方でも利用できます。

どこにいてもレッスンを受けられる

教室に通うとなれば、家の近くでないと通うのが大変です。しかしオンライン教室であれば、自宅にいながらレッスンを受けられるため、北海道や沖縄、または離島などと日本全国どこにいても受けられます。さらには引っ越しても受講できるので、家庭や仕事の都合で住所が変わった際にも継続できるのもメリットです。

感染症リスクを避けられる

習い事をしていると、風邪やインフルエンザなどを発症した場合レッスンを休まないといけません。特にコロナ渦だと、感染していなくとも教室に通えば感染するリスクが高まります。オンライン教室なら、だれとも接触せず画面越しに習えるので、感染のリスクがありません。

そして新型コロナウイルスの流行が収まったとしても、移動時間や交通費の節約などでオンライン教室を必要とする人もいると思われます。今後もオンラインでの体験は、需要が高まっていくでしょう。

ニュアンスが伝わりにくい

教室に通えば、先生から直接習えるので、小さな動きの変化や力加減も伝わり、間違いがあれば具体的に教えてもらえます。しかしオンライン教室だと、画面越しのレッスンなので細かい部分が伝わらないこともあるのです。自分の様子を先生に見てもらえなければ、習ったことを実践しても正しいのか間違っているのかわからないため、自分で判断する必要があります。

また、パソコンやスマホの限られた範囲の画面を見るので、全体像を確認しにくく、習った内容を見落とすかもしれません。インターネット環境によっては円滑なコミュニケーションがとりにくく、先生の表情や話が伝わりにくいこともあります。

モチベーションを保ちにくい

教室に通ってレッスンを受ける場合、曜日や時間帯でレッスン日程が決まっているため、教室へ足を運んでレッスンを受けることになります。外出が億劫に感じていても、家から一歩足を踏み出せば、自然と教室に向かうはずです。しかしオンライン教室だと、自宅で受講するのでリラックスできる反面、色々な誘惑があります。眠りたかったら寝てしまうかもしれず、テレビやゲームがあればそちらに向かってしまうかもしれません。オンライン教室ならば、最後までやり遂げる決意と気持ちのメリハリが必要です。

また、先生によっては知っている前提で教える、または教えたことを覚えた前提でレッスンが進むので、聞きたいことが聞けずに、習うのを止めて途中で投げ出す可能性があります。
先生との相性もあるため、体験や見学などでコミュニケーションがとりやすいかどうか確認すると、レッスンも続けやすくなります。